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You'll Never Walk Alone JFAアカデミー熊本宇城は安全を確認 / ロアッソ熊本が選手スタッフ全員の無事を報告 / 巻誠一郎がサッカー施設無料開放「シャワーも出ます」/ ロアッソ熊本,5月2日から練習再開! / 熊本、赤字転落へ…震災で収支悪化、本拠地で主催試合開催できず [J-League]

You'll Never Walk Alone


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Vamos KUMAMOTO




ロアッソ熊本 公式
熊本地震災害に伴う救援物資受け入れについて
2016.04.19

このたびの熊本地震で、多くの皆様より支援物資をロアッソ熊本を通じて被災地へ送りたいとのお問い合わせをいただいており、感謝申し上げます。
当クラブでも支援物資受け入れ、被災者へのお届けを実施したいのですが、現在、当クラブでの受け入れ態勢及び、被災地への輸送手段の確保が困難な状況です。
支援物資につきましては、当該市町村が救援物資を受け付けておられるかご確認の上、お送りいただきますようお願い申し上げます。

○熊本県公式サイト「平成28年熊本地震災害に伴う救援物資の受入れについて」
http://www.pref.kumamoto.jp/kiji_15422.html

ロアッソ熊本 公式
ロアッソ熊本に対するご支援金について
2016.04.23

このたびの平成28年熊本地震により、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げます。

ロアッソ熊本も、チーム・フロントを含め全員が被災して、未だ余震が続く中、懸命に復旧作業を進めております。その間、サッカー協会、全国のJクラブ、全国のファン・サポーター、サッカーファミリー、県出身選手等々より、ご心配、ご声援、ご支援等々のご連絡をいただき、心より感謝申し上げます。

また、全国からロアッソ熊本に対し、支援の為の寄付をしたいとの申し入れを数々頂きました。大変有り難いご芳志に感謝申し上げますとともに窓口の一本化が急務とのことで、支援金振り込み口座を下記に設けました。
何卒、よろしくお願い申し上げます。
お振込みの際は、団体・法人名・個人名等、事前に当クラブまでお知らせいただければ幸いです。

支援金の使途に関しましては、クラブにて皆様の善意を最大限にくみ取り有効に活用させて頂きます。
J2リーグ戦への復帰は、5月15日のアウェイ千葉戦より予定しております。再開に向け、5月2日より、チームは始動します。ロアッソ熊本として全力で戦い、県民に元気を!子供たちに夢を!熊本に活力を!のクラブ理念で頑張る所存でございます。




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ロアッソ熊本支援金振込口座
肥後銀行 神水(くわみず)支店 普通1476459
熊本第一信用金庫 本店営業部 普通1126780
(後日、ゆうちょ銀行も開設予定です。)
・口座名:株式会社アスリートクラブ熊本 
本件についてのお問い合わせ/ご連絡先

株式会社アスリートクラブ熊本 管理本部
TEL:096-283-1200 FAX:096-283-1300
(月曜~金曜、祝日を除く/午前9時~午後6時)



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産経ニュース‎
JFAアカデミー熊本宇城は安全を確認 J2熊本はスタジアムなど確認中
2016.4.14 22:26更新【熊本震度7】

 日本サッカー協会(JFA)は熊本県宇城市に選手養成機関の「JFAアカデミー熊本宇城」があり、同校のホームページによると、在校生は50人を越える。日本協会によると、地震発生直後に現地と連絡を取り、選手やスタッフの安全確認ができているという。「揺れは大きかったと報告は受けた」が、14日夜の時点で施設に問題は確認されていないという。

 J2熊本については、Jリーグ事務局によると、選手とスタッフの安否について「現在確認中」としており、本拠地の「うまかな・よかなスタジアム」(熊本市)など関連施設についても調査を進めている。


SOCCER KING
九州で大地震発生…ロアッソ熊本が選手スタッフ全員の無事を報告
2016.4.15

 ロアッソ熊本がクラブ公式ツイッターを更新し、地震発生後に選手、スタッフは全員無事であることを報告した。

 14日の21時26分頃、九州地方で地震が発生。熊本県益城町で震度7の激しい揺れを観測し、熊本市内各地でも震度6弱の揺れが起きた。

 熊本は22時57分にクラブ公式ツイッターを更新。「ロアッソ熊本の選手、スタッフは全員無事です」と報告。さらに、「このたびの地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。皆さまも引き続きご注意ください」とのメッセージを発信した。


スポニチアネックス
J2熊本、17日アウェー京都戦は予定通り開催
2016年4月15日

 J2熊本は地震発生から一夜明けた15日、京都市の西京極スタジアムで17日に開催予定の明治安田生命J2リーグ戦・第8節の京都―熊本戦(午後4時キックオフ)について、通常通り臨む予定であることを発表した。

 熊本県内では14日夜、益城(ましき)町で震度7を記録するなど大きな地震が発生。J2熊本では同日、公式サイトで「ロアッソ熊本の選手、スタッフは全員無事です」と報告したが、翌15日には練習場がある熊本県民総合運動公園内の全施設が18日まで使用不可能になるなどの影響が出ていた。

 クラブは「昨日発生いたしました地震により、皆さまよりご心配いただいております。このたびの地震で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます」と公式サイトにお見舞いの言葉を掲載。17日の試合については「今後、状況が変わった場合などは、あらためてご案内申し上げます」としている。


スポニチアネックス
J2熊本 活動中止を20日まで延長 21日以降のスケジュールは未定
2016年4月18日

 サッカーJ2のロアッソ熊本は18日、トップチームの活動を20日まで中止すると発表した。21日以降のスケジュールについては、20日に協議、決定する。

 また、23日にホームの「うまかな・よかなスタジアム」で開催を予定している明治安田生命J2第9節・横浜FC戦の開催可否についてはJリーグと協議を続けており、決定しだい発表するとしている。

 チームを運営する「アスリートクラブ熊本」は18日まで臨時休業となっているが、19日から通常業務を再開する見込み。オフィシャルショップは20日まで臨時休業し、その後のスケジュールに関しては20日に決定するとしている。

 チームのアカデミー(育成・普及)部門に関しては、25日まですべてのカテゴリーで活動を中止。26日以降のスケジュールについては、改めて協議、決定する。

 トップチームは熊本地震の発生に伴い、17日に予定されていたアウェーでの京都戦(西京極)が中止。京都戦中止が決まった16日から活動を休止している。

 クラブは「このたびの平成28年熊本地震により、亡くなられた方々へのご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に対し心よりお見舞い申し上げます。また、多くの皆様にご心配のお声をいただいており、心より感謝申し上げます」としている。


スポーツ報知
【Jリーグ】原副理事長が支援物資運搬&現地の状況把握のため熊本入り
2016年4月18日

 Jリーグは18日、原博実副理事長(57)が熊本地震の被災地に支援物資を届け、現地の状況を把握するために熊本入りすると明らかにした。

 原副理事長はこの日早朝に羽田空港から福岡入り。現地で支援物資を購入して、運営担当の運転するレンタカーで熊本に向かっているという。

 現在、J2熊本のスタジアムは物資拠点に、練習場は自衛隊、警察の拠点になっているという。原副理事長が現状を把握し、報告。その後、熊本のホーム開催となる23日のJ2、横浜C戦(うまスタ)が開催できるかどうかをJリーグで議論することになる


日刊スポーツ
熊本選手は県外や車中生活、23日ホーム戦断念へ
2016年4月19日

 J2熊本の池谷友良社長は18日、熊本県などで続く地震の影響で、熊本市の本拠地うまかな・よかなスタジアムで23日に予定している横浜FC戦について「現実的に開催するのは厳しい状況」と見通しを明らかにした。今日19日に池谷社長がJリーグを訪れあらためて説明を行う予定だ。

 選手28人中18人が県外に移っている状況で、残る10人は避難所や車中生活を送る。クラブハウスも断水が続く。本拠地を管理する熊本県スポーツ振興事業団によると、スタジアムは救援物資の拠点や自衛隊、警察の待機所となっており、通常運営に戻るめどが立っていない。クラブは18日まで活動休止としていたが、20日までに期間を延長。21日以降については20日に協議する。


熊本日日新聞
救援物資、進まぬ配送 幹線渋滞や人手不足
2016年04月19日

 熊本市の救援物資の第1次集積拠点となっている同市東区のうまかな・よかなスタジアムでは18日も、市職員やボランティア、自衛隊の約150人態勢で物資の受け入れと発送を24時間態勢で続けた。救援物資は増えつつあるが、荷降ろしが遅れ、スタジアムの周りにトラックの長蛇の列ができるなど作業は遅れ気味だ。

 スタジアムには、大阪や京都など全国各地の自治体から非常食用の米、水、毛布、簡易トイレなどが続々と持ち込まれている。いったん集めた物資は各区役所に運び、そこから各避難所に送る手順になっている。

 だが、国道3号北バイパスや国道57号(東バイパス)など幹線道路は一般車両も含めて大渋滞。「午前中に配送に向かったトラックが夕方になっても帰って来ないこともある」と市の担当者。

 また、荷物の受け入れも人員不足が目立ち、“パンク”状態に。18日午後2時の時点で順番を待つ県外ナンバーの大型トラック25台がスタジアムを取り囲んだ。

 奈良市から米を積んで来た男性運転手(39)は「17日の午後5時ごろ出発し、寝ずに熊本へ向かった。午前4時に到着したが、10時間たっても積み荷を下ろせていない。早く被災者に届いてほしいが…」ともどかしそうな様子で話した。(野方信助)


サンケイスポーツ
J2熊本社長、被災地の現状に「サッカーをやっている状態ではない」
2016年4月19日

 J2熊本の池谷友良社長(53)が19日、大阪・市立吹田スタジアムで行われたJリーグ実行委員会の分科会に出席。熊本地震で被災したクラブの現状などを説明し、他クラブからは支援などが提案された。

 「スタジアム(本拠地のうまかな・よかなスタジアム)は警察や自衛隊などが入って、物資が集められている。1度目の地震の後は選手たちも京都戦(17日に予定されていたが中止)に向けてファイティングポーズをとっていたが、次の日にまた大きな地震があってからはサッカーをやっている状態ではなく、もっとやることがあるという声があがった」

 池谷社長も車中での暮らしを余儀なくされており、選手の大半は県外に避難しているという。会議では練習場の貸与も提案されたようだが「出て行ってサッカーをすることは可能だけれど、家族を置いて出て行って何がおこるかわからない。慎重にならないといけない」と厳しい表情を浮かべた。

 チームは20日まで活動休止を決めており、21日に再集合して今後の活動予定を協議する。


日刊スポーツ
熊本巻、原博実氏ら益城町の避難所でサッカー交流
2016年4月19日

 FW巻誠一郎(35)らJ2熊本の選手15人が19日午後、熊本地震で最も被害が大きかった熊本・益城町の避難所を訪れ、子どもたちとサッカーをした。

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FW巻(手前左)ら熊本の選手は、熊本・益城町の避難所を訪れ子どもたちとサッカーをする。Jリーグの原副チェアマンも飛び入り参加(巻誠一郎提供)

 この避難所で過ごしている、益城町出身のGK畑がグループラインで呼び掛け、急きょ実現。現地の状況確認のために訪れていたJリーグ原博実副チェアマンも飛び入りした。

 施設に隣接したフットサルコートを使い、約1時間一緒に汗を流した。巻は「子どもたちも喜んでくれたけど、僕らも元気をもらいました。地震以来初めてサッカーができて、普段そんなに走らないだろ? ってほど走る選手もいました」と笑って振り返った。

 3人の父である巻は「うちの子たちも、ずっと続いている余震や警報におびえて、ストレスを抱えています。子どもはみんなそうなんじゃないですかね」と話す。そんな中、大好きなサッカーを、あこがれのJリーガーとできる。子どもたちが笑顔をはじけさせたのもうなずける。

 選手たちも悩んでいた。グループラインで被災地支援について話し合っていたが、1人1人にできることには限りがあった。そして巻が「こんな時にサッカーなんかしてちゃダメだと思っていた」と話すように、誰もサッカーについては話題にしなかった。

 しかし、この日の子どもたちの笑顔をみて、みな再確認した。サッカーには、人々を元気づける力がある。チームは練習再開の予定も立たない状況だが、選手たちはやるべきことを見つけた。今後は支援物資の配達とサッカー教室を組み合わせた形で、被災地の避難所をめぐっていく考えだ。


SOCCER KING
原博実副理事長が支援物資寄贈と現状確認のために熊本へ…避難所でFW巻らとフットサルも
2016年4月19日

 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は19日、大阪・吹田スタジアムで2016年度第4回理事会を開催し、平成28年熊本地震への被害に対する支援として義援金1000万円の拠出を決めた。また、理事会後の記者会見では、スタジアムやクラブハウス、クラブ事務所などの現状把握と支援物資の寄贈のために熊本へ足を運んだ原博実副理事長が現地から電話で対応。自分の目で見た被災地の状況を説明した。

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現状把握と支援物資の寄贈のために被災地へ足を運んだ原博実副理事長(左)。地元熊本でプレーする巻誠一郎(右)らとフットサルも行った 写真提供=Jリーグ

 18日に福岡経由で熊本入りした原副理事長は、現地で不足しているものをヒアリングした上で、道中で飲料水やお茶、トイレットペーパー、紙おむつや粉ミルクなどを購入してロアッソ熊本のクラブハウスへと向かった。現地では清川浩行監督やMF清武功暉らが迎え入れたが、クラブハウスは断水状態が続いている状況。余震が続いていることから自宅に戻るのが怖く、多くの選手が県外の知人を頼ったり、クラブハウスや避難所、自家用車の中で寝泊まりしているという。

 いったん筑後市(福岡)のホテルに戻った原副理事長は、翌19日に「子供たちにバウムクーヘンやワッフルを買った。おにぎりやサンドイッチなどの新鮮な食べ物も食べたがっていた」と再び熊本のクラブハウスへ。その後、スタジアム近くの宿泊施設・熊本エミナースに避難していたGK畑実、DF森川泰臣の発案で施設内のグラウンドで子供たちとフットサルを行うことになり、そこに熊本の選手が続々と合流。原副理事長も約1時間にわたって参加し、最終的にはFW巻誠一郎や清武功を含めた15選手が30人以上の子供たちと一緒にボールを蹴った。

 ギリギリまで子供たちと汗を流した原副理事長は、ジャージ姿のままオンラインでJリーグ理事会に出席。さらに福岡への移動中に電話で会見対応を実施し、「場所によって被害の程度が全然違う。すごく大変なことになっているところがある一方で、水も電気も大丈夫な地域もあります。一番不安なのは夜。今回は大きな揺れが全部夜だったので、大人も子供も夜を怖がっている様子でした」と現地の様子を伝えていた。

写真提供=Jリーグ
文=青山知雄


SOCCER KING
熊本の活動継続にJリーグが全面協力…今後の方向性は21日以降に決定か
2016年4月19日

 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は19日、大阪・吹田スタジアムで2016年度第4回理事会を開催し、平成28年熊本地震への被害に対する支援として、義援金1000万円の拠出を決めた。同日午前には西日本を拠点とするJクラブの実行委員による分科会を実施。ホームタウンが大地震に見舞われたロアッソ熊本の池谷友良社長は、この分科会に続いて午後の理事会にも出席し、現状報告と今後の方向性に関する議論に加わった。また、支援物資と現状把握のため、いち早く熊本へ足を運んだ原博実副理事長が現地から電話で被災地の状況を説明した。

 断続的に地震が発生している状況は今も変わらない。この日の記者会見中にも熊本を震源とする震度5強の余震が起こり、手元の携帯電話が振動していた。予断を許さない現状に池谷社長自身も車上生活が続いており、選手たちは県外の知人を頼って生活したり、一部の選手は避難所暮らしを強いられているという。練習場、うまかな・よかなスタジアムには水などの支援物資が多く届けられていながら、市民の手に行き渡っていないのが現状のようだ。

 現在、クラブは20日まですべての活動を休止しており、練習環境やスタジアムの状態を鑑みて23日にホームで開催予定だった横浜FC戦の中止を決定。この日の理事会では、その上で今後の試合開催に関する考え方を整理した。Jリーグの村井満チェアマンは「市民や地元の皆さんの迷惑にならないこと、しっかりした練習環境にあるかどうか、そして交通環境や導線を含めて安全なスタジアムが確保できるか」と3つの条件を挙げ、「どんな状況であれ、競技である以上は練習から全力を尽くして臨めるかどうか」も必要であるとした。

 難しいのは今後に関してだが、Jリーグは29日にアウェーで行われるモンテディオ山形戦とそれ以降の活動に際して、いくつかの提案を持ちかけた。関係各所や他クラブの協力もあり、アウェーゲームが行われる山形、熊本近郊の鳥栖、さらにはJ-GREEN堺(大阪府)での練習環境提供を提示。さらに第11節のホーム愛媛FC戦に関しては、対戦相手である愛媛の豊島吉博社長がホームとアウェーを入れ替えての開催に理解を示した。また、Jリーグのトップパートナーを務めるルートインホテルズは、熊本が本拠地を離れてトレーニングを続ける場合の宿泊提供を申し出ているという。当面は上記の3要素を踏まえての判断となるが、実際には選手たちが家族を熊本に残してアウェーの地でトレーニングを続けられるかどうかという問題もある。今後は20日までの活動休止期間に池谷社長を含めたクラブ側の考え方を取りまとめ、21日に再集合した段階で改めて選手たちの声を聞く流れになりそうだ。

 この日の理事会では、V・ファーレン長崎の実行委員を務める岩本文昭氏から「一定期間の全リーグ戦中止」について質問が出た。村井チェアマンは「熊本を除く全クラブが上記3要素をクリアしており、まずは熊本側に選択肢を持ち帰っていただいた形」であるとコメント。その一方で心情的なものや被災地の現状にも理解を示し、「リーグ側としては開催を求めて意見を聞いているわけではありません。先ほど挙げた3つのハード面が整ったとしても、クラブ側として参加することができないと判断することがあるかもしれません。少なくとも選択肢がなければしたくてもできない。そういう意味で選択肢を持ち帰っていただいています。もちろん開催するとした場合にもリーグ戦に参加するまで長期化する可能性はあります。これはあくまでクラブ、現地を優先して判断してもらおうと考えております」と説明した。この予断を許さない状況で熊本がいかなる判断をするのか。その内容次第では、Jリーグ側にもさらなる対応が求められることになりそうだ。

 今回の熊本地震に際して、全国のJクラブやサポーターが素早く行動に移し、募金活動や支援物資の輸送に協力している。村井チェアマンもその状況を受け、「全国のクラブが募金を集めてくれたり、選手が現地に入ったり、ファン・サポーターの皆さんや関係者を含めたいろいろな人たちが立ち上がって支援をしていこうという機運がある。これに関しては本当に頭が下がる思いです。熊本の皆さんにはまず安全に配慮されて、何とかこの苦難を乗り越えてほしいと思います」と口にしていた。

文=青山知雄


日刊スポーツ
熊本巻がサッカー施設無料開放「シャワーも出ます」
2016年4月21日

 J2熊本FW巻誠一郎(35)が、被災者向けにサッカー施設を無料開放した。地元の宇城市内に開校した「巻フットサルセンターカベッサ熊本」のフットサルコートの点検が終わったことを受け、この施設を希望者が自由に利用できることを、SNSなどで告知。20日は早朝から、地元の子どもたちが現れ、巻と一緒に走り、ボールを蹴った。

 巻はフェイスブックでこの様子を紹介し「子どもたちの笑顔で1日がスタートできて最高です」とコメントした。コートだけでなく、シューズやボールも無料で貸し出し。「シャワーも出ます。サッカーしない方もお気軽に」と避難中の被災者向けにシャワーブースも貸し出している。


日刊スポーツ
熊本、県内で調整 5・15アウェー千葉戦から再起
2016年4月22日

 Jリーグは21日、熊本地震を受け熊本の計3カードの中止を決めた。すでに中止とした試合も含め、計5試合の開催が取りやめとなった。5カードとも代替日未定だが今季のJ2終了までに日程調整し消化する。同時に、熊本が5月15日千葉戦で公式戦復帰を目指すことも確認した。

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被災地周辺のスタジアムと練習施設

 村井チェアマンはこの日早朝、原副チェアマンを2度目の現地派遣。クラブ、選手の意見を集約した。最後は選手だけで話し合い、総意として出た「5月2日から全体練習、5月15日千葉戦を目指したい」との意見を村井チェアマンの決断で全面的に了承。戦いの場に戻るための、ある程度の道筋がついた。

 聞き取った原副チェアマンは「選手から『自分たちとしては、ここ熊本に残りたい。大変だけど残りながら活動する』と言われた」と説明。複数のクラブ、施設から受け入れの申し出があったが、選手たちは熊本で再起を目指す。練習施設は災害対策の拠点となっており当面の練習場所は未定だが、基本的に県内で活動していくことになる。

 村井チェアマンは「選手は相当大きな意思決定だったと思う。選手の思いを最大限、いい形となれるように支援したい」と話した。【八反誠】


ロアッソ熊本 公式
4/29(山形戦)、5/3(愛媛戦)、5/7(札幌戦)開催中止のお知らせ
2016.04.21

J リーグは、平成28年熊本地震の影響により、下記の試合を開催中止としましたのでお知らせいたします。
なお、代替日については、決定次第お知らせいたします。

このたびの熊本地震で、本日4/21現在、5試合の開催が中止となりました。
対戦相手のクラブや関係者の皆様、Jリーグの皆様を始め、多くの方々のご理解とご協力をいただきましたことに感謝申し上げます。

【中止となった試合】
第10節 4 月 29 日(金・祝)16:00/NDソフトスタジアム山形
モンテディオ山形 vs ロアッソ熊本

第11節 5 月 3 日(火・祝)16:00/うまかな・よかなスタジアム
ロアッソ熊本 vs 愛媛FC

第12節 5 月 7 日(土)19:00/札幌ドーム
北海道コンサドーレ札幌 vs ロアッソ熊本

【中止となった試合のチケットについて】
中止試合のチケットの扱いについては、決定次第お知らせいたします。
お手元のチケットは取り扱い決定まで大切に保管してください。



毎日新聞
<熊本地震>J2ロアッソ熊本が自主練習再開
2016年4月25日

 熊本地震の影響で活動を休止していたサッカーJ2のロアッソ熊本は25日、熊本市東区内の施設で自主練習をスタートした。安全確保などのため、15日を最後に活動を休止していた。来月2日に全体練習を再開し、同15日に千葉であるジェフユナイテッド千葉戦でリーグ戦に復帰する。

 これまで使用していた練習場は救援物資の集積場などになっているため利用できず、別の施設を使った。午前9時前から所属する29選手のうち約半分が集まり、笑顔を見せながらボール回しやミニゲームなどで汗を流した。岡本賢明(やすあき)(28)主将は「久しぶりに体を動かしてとても有意義な時間だった。サッカーをやるときは笑顔でやりたい」と話した。

 チームでは、地震で自宅などが被害を受けたため、現在も7人が県外に避難し、2人が避難所で暮らす。リーグ戦は今月17日から5月7日までの5試合が中止になった。【佐野優】



スポニチアネックス
J2熊本 地震の影響で5・22水戸戦の本拠地開催を断念
2016年4月28日

 J2熊本の池谷友良社長(53)は27日、熊本地震後の初のホームゲームとして、5月22日に熊本市の本拠地「うまかな・よかなスタジアム」で予定していた第14節の水戸戦の開催を断念したことを明らかにした。同県内の他会場での開催も厳しい見通しで、アウェーとなる水戸市のケーズデンキスタジアム水戸で開催するか、熊本県外の代替会場でホーム戦として行うか、Jリーグと協議中。リーグ戦には5月15日のアウェー千葉戦(フクアリ)で復帰する予定となっている。

 21日の全体ミーティングで「熊本で戦い続ける」ことを選手と確認し合っただけに、苦渋の決断だった。池谷社長はリーグ戦復帰後初のホーム開催となる5月22日の水戸戦について「しない方向で考えている。(代替開催地は)決まっていない」との見解を示した。現在、アウェー開催するか、熊本県外で例えば大阪など“中立地”開催するかなど、Jリーグと議論を重ねている。

 本拠地「うまスタ」は被災地に届ける救援物資の拠点などとして使われており、自衛隊、警察官の待機所ともなっている。現在も通常運営に戻る見通しが立っていない。また、断水の影響で天然芝の管理も極めて困難を強いられている。九州新幹線が13日ぶりに全線開通するなどインフラ面は復旧しつつあるが、余震による安全確保の問題も残る。気象庁によると熊本、大分両県では27日午後7時までに、震度1以上の地震が35回。14日夜の震度7以降、総回数は962回に上っている。

 28日にも同スタジアムで町田戦が組まれており、開催可否の判断は5月10日をめどに決定する予定。5月2日に再開する全体練習は「うまスタ」のある熊本県民総合運動公園内の普段の練習場を使用できる方向で調整中だが、池谷社長は「ホームで一日も早く(試合を)やれることが希望」と言葉を絞り出した。

 同日、J2熊本を運営するアスリートクラブ熊本が熊本市で開いた株主総会では、15年度の収支決算で220万円の純利益を計上し、3期連続の黒字となった。しかし、今回の地震で被災した地元のスポンサー企業もあるため、16年度はクラブに予定した契約料が入るかは不透明。財政的に切羽詰まった状況ではないというが、池谷社長は「選手に対するサラリーの問題になってくる」と危機感を募らせた。

 さらに、熊本地震によって中止となったリーグ戦5試合の代替試合は日程上、平日のナイターに組み込まれる可能性が高く、集客面でも苦戦が予想される。また、中立地開催となれば新たな遠征費用も発生する。管理本部の宮本博之本部長は「予断を許さない状況。修正予算も立てようがない認識」と厳しい表情で話した。

 しかし、「復興のシンボル」として立ち止まるわけにはいかない。池谷社長は主催試合において、収益の一部を義援金として被災地に送る「チャリティーマッチ」のような形で開催する意向を示した。「危機だからこそ真価が問われる」。Jリーグの許可なども必要なため、今後、話し合いながら実現に向けて調整する。


スポーツ報知
【熊本】22日ホーム水戸戦を千葉・柏で開催
2016年5月2日

 J2・熊本は2日、熊本地震の影響で会場が未定となっていた22日の第14節の水戸戦を、千葉・柏市の日立柏サッカー場で午後3時から熊本のホーム戦として開催すると発表した。

 当初はホームのうまかな・よかなスタジアム(熊本市)での開催を目指していたが、安全確認が完了していないことと、被災地に届けるための支援物資の拠点となっており、同スタジアムでの開催を断念。代替スタジアムを探していた。

 熊本は地震の影響で4月17日の第8節から5試合が中止となり、15日のアウェー千葉戦(フクアリ)が復帰試合となる。なお、チームはこの日、熊本市内で約半月ぶりに全体練習を再開。練習開始前にはグラウンド中央に集まり、犠牲者に黙とうをささげた。


産経ニュース
J2熊本、本拠地「うまスタ」使用は夏まで困難か
2016.5.10

 サッカーJ2熊本の本拠地である熊本市のうまかな・よかなスタジアムが熊本地震の影響で夏まで使用困難な見通しであることが10日、管理団体への取材で分かった。施設内部には亀裂が入っている箇所があり、7月ごろまで安全点検をする必要があるという。

 本拠地を管理する熊本県スポーツ振興事業団によると、スタジアムは被災地への救援物資の拠点などになっており「長期閉鎖予定」の対象。さらに新たな避難所として使われる可能性も出てきており、担当者が「J2熊本であっても使用は厳しい状況」と説明した。

 昨季までは熊本市の水前寺競技場でもホーム戦を開催したが、同競技場は耐震工事中に起きた地震で設備が破損するなどして来年3月末まで閉鎖となっている。当面のホーム戦は今月22日の水戸戦が千葉県柏市の日立柏サッカー場で代替開催が決まっており、28日の町田戦以降も県外で行うか、アウェーと入れ替えて実施するかになりそうだ。



SOCCER KING
“くまモン”がJリーグ全53クラブとコラボ! 復興支援タオルマフラーが15日から発売
2016年5月13日

 公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)が、平成28年熊本地震で甚大な被害を受けているロアッソ熊本と熊本県・九州地区への被災地支援として、熊本県のPRキャラクター“くまモン”がJリーグ全53クラブとコラボレーションした『がんばろう九州・熊本チカラをひとつに。タオルマフラー』を製作・販売することになった。

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 このタオルマフラーには明治安田生命J1リーグ、J2リーグ、J3リーグの全53クラブバージョンがあり、それぞれのチームカラーを地色と“くまモン” のシャツに使用。そこにクラブエンブレムやチームロゴをあしらったデザインに仕上げられている。なお、本商品の制作費を除いた収益は、ロアッソ熊本支援金受付口座を通じて全額がロアッソ熊本に寄付され、同クラブが実施する復興支援活動に役立てられる。

 価格は1枚1500円(税抜)で、ロアッソ熊本がJ2リーグの戦いを再開させる5月15日正午からJリーグオンラインストアで発売開始。商品の発送は購入から2~3週間程度の見込みで、一部のJクラブはスタジアム販売も予定している。

 今回のタオルマフラー作成は、Jリーグがサッカーファミリーとともに推し進めてきた『TEAM AS ONE』復興支援活動の一環。“くまモン”がこういった形でコラボレーションすることは珍しいという。



デイリースポーツ
J2熊本、赤字転落へ…震災で収支悪化、本拠地で主催試合開催できず
2016年6月3日

 サッカーJ2熊本が今季、4年ぶりに赤字に転落する見通しであることが2日、分かった。熊本地震の影響で、本拠地のうまかな・よかなスタジアム(熊本市)での主催試合が開催できず、地元企業のスポンサー収入も減少しているのが原因。チームを運営するアスリートクラブ熊本(同)が明らかにした。赤字額は「不確定な要素が多く、予測できない」(幹部)という。

 熊本は2016年1月期決算まで3年連続の黒字で、今期も経常利益で1000万円の黒字を計画していた。しかし地震後、他のクラブの本拠地で主催試合を開催しており、遠征や会場使用の費用がかさむ一方、チケット収入などが減少。スポンサー料未納で、関連収入も1割減っている。

 Jリーグは15年シーズンから、クラブが債務超過や3年連続赤字なら、参加ライセンスを交付しない制度を開始。熊本は赤字体質を改善し、14年1月期に約6000万円あった債務超過も増資と募金で解消した。現在は財務上で約5000万円の余裕があり、他のクラブやファンなどの支援金は約2000万円に上る。それでも債務超過に陥り、制度に抵触する可能性が出てきた。

 社員のボーナスカットなど経費削減を検討するクラブ幹部は「地震の経営への影響を軽微に抑えるため、最大限努力する」とした。



スポニチアネックス
Jリーグ 熊本への支援策決定!分配金前倒し&損失額を補てん
2016年6月10日

 Jリーグは地震被害により財務状況が悪化しているJ2熊本への支援策を決めた。通常は8月と12月に各クラブへ支給する分配金の前倒しや、地震発生による損失額を精査して補てんする。

 熊本は本拠地での試合ができずに入場料収入などが減り、移動費や宿泊費などの支出も増加。今後の自然災害時に備えて被災クラブを円滑に支援するため、新たな融資制度を創設する方針も固めた。熊本は8日の金沢戦で地震後の初勝利を記録。村井チェアマンは「特定のクラブに肩入れしてはいけない立場だが、頭が下がる思い」と語った。



スポニチ
“熊本お帰り”地震後初85日ぶり本拠うまスタ開催に沸く!
2016年7月4日

明治安田生命J2第21節 熊本1—5C大阪 (7月3日 うまスタ)

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 熊本にJリーグが、火の国イレブンが帰ってきた。J2熊本は、熊本地震後初めて熊本市の本拠地「うまかな・よかなスタジアム」でC大阪とのホームゲームに臨んだ。前半8分にDF薗田淳(27)がプロ10年目でリーグ戦初ゴールを決めて先制。しかし、同25分にペナルティーエリア内で相手を倒して退場処分となり、その後は数的不利で失点を重ねて1—5で大敗。それでも、地元開催を待ちわびた観客からの温かい拍手に「うまスタ」は包まれた。

85日ぶりの「うまスタ」に声援が響いた。3万2000人収容の本拠地は安全確認が終了したメインスタンドだけを開放。9800席が使用可能となる中、ほぼ満員の9322人の観客が詰めかけた。しかし、4月9日の山口戦以来の地元開催は今季最多の5失点。後半途中出場した元日本代表FWの巻は下を向くイレブンに声を掛けて鼓舞した。

 「これを一つの糧にして、次に向かわないと。コンディションは(連戦で)きついけど、試合をできない時期もあったし、半分だけどスタジアムを使わせてもらえて、サッカーやらせてもらっている。感謝しかない」

 先制点は熊本だった。前半8分、FW清武のクロスをファーサイドでDF園田が折り返し、ゴール前でDF薗田が頭で押し込んだ。プロ10年目でリーグ戦初ゴール。ベンチで仲間と抱き合って喜んだ。しかし、1—1の同25分にペナルティーエリア内で相手を倒して一発退場。PKを決められ、逆転を許した。薗田は「退場してしまったので手放しでは喜べない。チームのみんなに迷惑を掛けた気持ちの方が強い」と肩を落とした。

 キックオフの約1時間前。午後4時51分ごろ、熊本県で震度3の地震があり、うまスタも少し揺れた。余震が続き、熊本県内では現在も6000人以上が避難生活を送る。そんな中での本拠地復帰戦。避難所などを訪問する巻にとっても待ちに待った一戦だった。自身が立ち上げた熊本復興支援の「YOUR ACTION KUMAMOTO」には新しい依頼が届いている。この日から海外クラブに所属する選手から提供してもらったスパイクなどで新たにオークションを開始。「熊本でサッカーができるタイミングだったので、ここがベストかな」。復興の先頭に立ち、熊本を全国に発信する覚悟だ。

 6試合ぶりの黒星を喫し、次戦は中2日で6日のアウェー山形戦に挑む。「1万人近くの人が自分の背中にいてくれて感慨深かった。これだけのサポーターと雰囲気だったので、11人でやりたかったのが正直なところ。勝負したかった」と巻は大敗となった再出発に悔しさをにじませながらも、「またホームに戻ってくるわけで、それは大きなこと。帰れる場所があるというのは本当にありがたい」。ただいま、熊本。次こそは勝利でうまスタを沸かせる。





  

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