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FC東京移籍情報 武藤嘉紀 チェルシー移籍 か!!??? 13歳久保 バルサ退団決定的…FC東京、川崎Fなど争奪戦 [F.C.TOKYO]

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日刊ゲンダイ
横浜ゴムが“後押し” 日本代表FW武藤「チェルシー移籍」情報
2015年4月1日

 ハリルホジッチ日本代表、若手有望株の「欧州移籍情報」が飛び込んできた。移籍先は、欧州を代表する英プレミアリーグのビッグクラブで、ロンドンを本拠に1905年に創設されたチェルシー。そんな人気と実力を兼ね備えた名門への移籍話が進んでいるのが、ハリルホジッチ監督の初采配試合となったチュニジア戦(27日)にも先発したFW武藤嘉紀(22=FC東京)だ。

 14年Jリーグで端正なマスクと慶応大4年生のブランド力で知名度を上げた代表エース候補。突破力、決定力、運動量が高く評価され、14年9月5日のウルグアイ戦の日本代表に初招集したアギーレ前監督は「欧州トップリーグでも通用する」と太鼓判を押していた。

「昨年6月にFC東京が所属選手を対象にキャリア・パスという面接を行い、強化部長が各選手に短期目標と長期目標を聞いた。武藤は短期目標として日本代表入りを掲げ、それは3カ月後に実現した。長期目標として『2年後には欧州でプレーする』と明言。もともとFC東京のユース時代から、海外移籍に対する強い意欲を持っている」(マスコミ関係者)

 16年に欧州移籍。日本代表の主軸として18年ロシアW杯に出場——。そんな未来予想図を描いていた武藤に思わぬ“追い風”が吹いた。

 日本のゴム・タイヤ業界の横浜ゴムが、来季15─16年シーズンからチェルシーの胸スポンサーに名乗りを上げ、それが武藤の欧州移籍を強力にプッシュしたのである。




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■5年370億円でスポンサー契約

 近年、ゴム・タイヤ業界のサッカー界進出が目立っている。国内最大手のブリヂストンは13年から17年までの5年間、南米クラブ選手権(リベルタドーレス杯)の冠スポンサーになっている。国内4番手のトーヨータイヤは14年4月から16年6月まで、日本代表のMF本田圭佑(28)が所属するセリエA・ミランとスポンサー契約を結んだ。

 住友ゴムに次いで業界3番手の横浜ゴムが手を組んだのが、世界中に圧倒的なファンを持っているプレミアリーグの人気クラブ・チェルシーだった。契約金は年74億円の5年契約で総額370億円。これまでチェルシーの胸スポンサーだった韓国通信大手サムスンの契約金が、年間33億円だったことを考えると破格の大盤振る舞いである。

「14年12月決算で営業利益・純利益ともに3年連続で過去最高を記録した横浜ゴムは、海外での売り上げも伸びており、欧州はもちろん、自動車の成長市場であるアジアでもシェアを拡大していきたい。今回の胸スポンサーは、昨年夏にチェルシー側の広告代理店が横浜ゴムに持ち掛けたといわれているが、サッカー市場初参入に戸惑いながらも、十分な費用対効果があると判断してゴーサインを出した。あわせてチェルシーをスポンサードすることの“シンボル”として、胸に横浜ゴムの企業ロゴの入ったチェルシーのユニホームを日本代表選手に着せることで、より一層のスポンサー効果を上げたいと考えた」(某代理店関係者)

 売り出し中だった武藤に白羽の矢が立った。

■武藤の将来性が企業イメージと一致

 慶応大サッカー部を退部し、4年生在籍中の14年にFC東京とプロ契約を結んだ武藤は、Jリーグで年間13得点を決めてベストイレブンに選ばれた。アギーレ前監督2試合目となったベネズエラ戦(14年9月9日)で代表初ゴールを叩き込み、以来アギーレ日本代表の中心選手として今年1月のアジア杯にも出場。アギーレ前監督時代の10試合すべてに出場している。

「横浜ゴムとしては人気者で将来性があり、しかも22歳の若武者が欧州のビッグクラブにチャレンジするという図式は企業イメージのアップにも直結する。武藤サイドもチェルシー移籍に異論はなく、それまでFC東京の意向で代理人を付けなかったが、さすがにチェルシーとの移籍交渉となると欧州のサッカー事情に詳しい代理人が必要となり、多くの日本人選手をドイツやイタリアに送り込んだ大手エージェント会社が仲介したみたいです」(前出の関係者)

 ウズベキスタン戦の前日(30日)、公式練習をこなした武藤は、報道陣が待ち構えたミックスゾーンで「明日出番があればいいね」の問いに「そうっすね」とだけ答えて足早に通り過ぎた。

 ウズベキスタン戦の出場は微妙だが、来季のプレミアリーグ開幕に合わせ、早ければ今夏のチェルシー移籍が、水面下で着々と進んでいる。




よっちのスーぺルゴラッソ!!
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スポニチ
13歳久保 バルサ退団決定的…FC東京、川崎Fなど争奪戦
2015年3月31日

 バルセロナの下部組織に所属するFW久保建英(たけふさ、13)が退団することが決定的となった。バルセロナは昨年4月に18歳未満の選手の国際移籍や登録に違反があったとしてFIFAから処分を受け、対象の一人とされる久保は現状では18歳までプレーできない可能性が高い。既に1年半以上も、公式戦でプレーできない状況が続いていた。

 29日付のスペイン各紙では、久保が日本行きを決心したと報道。27日には所属先のインファンティルA(13〜14歳年代)のチームメートに日本へ戻ることを告げ、翌28日には両親とともにバルセロナ—エスパニョール戦を観戦したという。早ければ、来週中にも帰国する予定だ。

 複数のJリーグ関係者によれば「日本のメッシ」と呼ばれ、10歳で名門バルセロナの下部組織入りした天才少年の動向に対する関心は高く、既にFC東京、横浜、さらにバルセロナ入りまでU—10に所属していた川崎Fが水面下で獲得に動いていることが判明。20年東京五輪での活躍も期待される逸材をめぐって、激しい争奪戦となりそうだ。



SOCCER DIGEST Web
【バルセロナ番記者】久保君退団の責任は全てバルサにある
2015年4月2日

「日本に帰国するよりも、ここバルサで世界トップレベルの若手と練習していた方が成長できる」

 これはバルセロナのある幹部が、今春でクラブを退団し、日本に帰国することになった久保建英にかけた言葉だ。

 しかし、これは明らかにおかしい。ある意味、傲慢な発言ですらある。久保は18歳になる2019年6月まで、バルセロナでは公式戦に出場することができないのである。この年齢の選手は、真剣勝負でもある公式戦で切磋琢磨して成長していくものなのだ。

 シャビも、イニエスタも、メッシも、ピケも、皆同じように戦ってきたからこそ、今があるのだ。4年間、ただ練習試合を繰り返すだけでは成長など見込めない。たとえ、それが世界トップクラスの下部組織であるバルサであっても、だ。

 クラブ内で「タケ」と呼ばれ愛された彼は、クラブがFIFAから受けた制裁の新たな犠牲となった選手だ。18歳以下の国際間移籍の禁止というFIFAルールに抵触した久保の退団は今、大問題となっている。

 半年以上前から、この状況が改善されなければ退団するということを、久保サイドはクラブに通達していた。練習試合だけで過ごす日々に、彼はもう耐えられなかったのだ。

 久保の退団は、バルサにとっては大きな痛手だった。クラブは久保の能力を非常に高く評価していた。ゆえに彼が公式戦に出られるようにあらゆる手段を講じたが、FIFAは規則を曲げる姿勢は見せず、久保の移籍はFIFAルールの第19項に抵触するとして、これを認めなかったのである。

 バルサは2010年より、海外の多くの少年を下部組織に呼び寄せている。これはちょうどFIFAが同条項を定めた年でもある。FIFA はバルサにいくつかの移籍が規則違反であることを忠告していたが、バルサはそれを無視し、18歳以下の選手を獲得し続けた。

 FIFAはこれらの少年たちの情報を送るよう、バルサに要請し続けてきたが、これに対してもバルサは真剣に対応しなかった。そして我慢の限界を迎えたFIFAは昨年4月、2度の移籍市場における選手獲得禁止処分を科したのである。

 バルサはTAS(スポーツ仲裁裁判所)に上告したものの、そこでも敗訴。久保が退団を考え始めたのは、その時だった。当然、バルサは彼を引き留めようとした。久保を高く評価しており、別の方法で公式戦出場を認めさせようとトライしたものの、結果的にそれは不可能だった。

 この件で被害を受けたのは、久保だけではない。下部組織では、他にも9人の選手が同じ状況に立たされており、数人はすでに退団が決まっている。それでもクラブに残るのは、18歳になるまであと少しと迫った選手たちだけだ。久保は今夏6月に14歳になる。今後4年間公式戦に出場できないのはあまりに痛すぎる。

 この件に対する責任は、FIFAではなく、全てバルサにある。どの世界にもルールがあり、それは絶対に遵守されなければならない。マシア(下部組織)の危機は、バルサが自ら招いた悲劇でしかない。

文:ルイス・フェルナンド・ロホ
翻訳:豊福晋

Luis Fernando ROJO|MARCA
ルイス・フェルナンド・ロホ/マルカ
スペイン最大の発行部数を誇るスポーツ紙『マルカ』でバルセロナ番を20年以上務め、現在は同紙のバルセロナ支局長。ヨハン・クライフら往年の選手とも親交が深く、ジョゼ・モウリーニョとはボビー・ロブソン監督の通訳時代から親密な関係を築く。



ISM
森重真人「本当に狙いどおりの試合展開だった」/日本代表
2015年4月1日

 日本代表は31日、ウズベキスタンとの国際親善試合に臨み、5対1で大勝を収めた。以下、試合後のDF森重真人(FC東京)のコメント。

●森重真人コメント

「奪ったあと常に前を見るというのは意識していましたし、チャンスがあれば入れてみようと思っていました。今日はいい形で自分が奪ったところからしっかり前に付けられていたので、その回数だったり、精度をもっと上げていければいいかなと思います」

Q:守備の手応えは?
「守備は前半は前からアグレッシブにボールを奪いに行く守備をして1-0で折り返して、後半はある程度相手を引き込んで、そこからカウンターで取れたので、本当に狙いどおりの試合展開だったかなと」

Q:アシストの場面は川又選手が見えた?
「見えてはいなかったですけど、GKが出てきたので、それさえかわせれば中は誰かが詰めてくれるだろうと」



ゲキサカ
日本vsウズベキスタン 試合後のハリルホジッチ監督会見要旨
2015年4月1日

[3.31 JALチャレンジ杯 日本5-1ウズベキスタン 味スタ]

 日本代表は31日、JALチャレンジ杯でウズベキスタン代表と対戦し、5-1で快勝した。MF青山敏弘、FW宇佐美貴史、FW川又堅碁がそれぞれ代表初ゴールを記録。大量5ゴールを奪い、ハリルジャパン初陣となった27日のチュニジア戦(2-0)に続いて連勝発進を飾った。

以下、試合後のハリルホジッチ監督会見要旨

●バヒド・ハリルホジッチ監督
「みなさんに喜んでもらえてよかった。後半は効果的で、素早い攻撃ができた。ウズベキスタンは良いチームで、我々に多くの問題を起こした。ハーフタイムにはオーガナイズとブロックを指示し、カウンターから2点目、3点目を狙っていこうと伝えた。そしてタクティック(戦術)を変更し、空中戦で勝負に挑むということも追加した。我々は正確にポジションを取り、それによって何点か取ることができた。得点はスペクタクルなものだったし、選手にはおめでとうと言いたい。この10日間、素晴らしい合宿ができたことに感謝したい。この2試合の準備は簡単ではなかった。いろんな人に意見を聞き、みんなで仕事をしてきた。関わってくれた多くの人に感謝したい。

 私はかなりのリスクを背負った。この2試合で27人のプレイヤーを使った。これはものすごいリスクだ。しかし、選手はハーモニーを持ち、競争心を持って、プレーしてくれた。全員がプレーを見せたいと言っていたし、後半から入ってきた選手も得点を取った。本当に素晴らしい出発だと思っている。ただ、まだ何かを成し遂げたわけではない。それはまだ焚き付けないでほしい。我々には続けなければならない道がある。まだまだ良くなると思うし、(いつも)5点も取ることはできない。今日は例外的に多くの点を取り、スペクタクルな試合ができた」

—これからもレギュラーを固定せずにやっていくのか?
「私はメンバーを決めるというやり方はしない。20人ほどのフィールドプレイヤーと何人かのキーパーについて、多くの可能性を持って使っていきたいと思っている。できるだけ現地で見て、だれがそのとき一番パフォーマンスが良いかを見たい。今夜見たのは、競争心を持って戦ってくれた選手たちだ。日本代表はこうやって強くならないといけない。こうすれば向上していくと思う。

 この2試合を見たが、さらに2、3人、おもしろいなという選手もいた。今、20人のフィールドプレイヤーと3人のキーパーを選べと言われても難しい状況にある。それだけ選手のクオリティーが高いものだと確信した。競争心を持たなければいけない。たくさんの目的があるし、たくさんの野心を持たなければならない。各合宿でより良い選手を選んでいきたい。国内、海外に関わらず、日本のすべての選手を見たいと思っているし、チャンスを与えたいと思っている」

—この2試合で一番の収穫は? 6月から始まるW杯予選に向けた手応えは?
「私は考えを間違えるかもしれないが、映像をたくさん見てきて、(日本代表には)アグレッシブさが足りないかなと思った。プレーのスピードも思っていたのと少し違った。この合宿でアグレッシブさとコンタクトという部分は見えてきたし、高いレベルでやってくれた。特に強調したのは、前に行くスピード。この2 試合でかなり多くのチャンスをつくったと思う。このチームはもっと速く、もっと強いチームになると思っている。スペクタクルで、より効果的なサッカーができると思う。

 W杯予選の突破というのはまた別の話で、もっともっと向上しないといけない。予選を突破したいという気持ちはみんな持っているし、それは私の最初の大きな目的でもある。モスクワの話もしている。もしいつか予選突破することができれば、そのときにW杯のことは考えたい。何かをそこで成し遂げたい。予選で負けてしまったらしょうがない。何かをトライしたい。すでに始めているが、(選手には)勇敢さ、大胆さを持てと言っている。そして自分に自信を持ち、コンプレックスを抱くなということも言っている。強い相手に負けることもある。しかし、どんなチームにも勝てるということを考えないといけない」

—アグレッシブでスピードのある攻撃だが、ボールを失い、攻められる回数も増える。その部分のマネジメントはどう考えているか?
「今日はタクティック(戦術)で、(後半から)水本をボランチに置いた。空中戦に強いと感じていたからで、最初から伝えていたが、水本は『このポジションはやったことがない』と驚いていた。しかし、前もって準備をしていた。もちろん間違えることもあるが、これはタクティクスだ。後半に水本を入れてブロックをつくり、特に左サイドから攻めようとした。ただ、1点取られたので満足はしていない。交代しようとしていたので、(相手の)得点がどうやって入ったのか見ていないが、疲労もかなり来ていた。

 ディフェンスに関しては、オフェンスの選手が最初のブロックになってくれという話をしていた。全員でディフェンスするトレーニングをしている。これが現代フットボールだ。今日の試合は本当にスペクタクルで、コレクティブだったと思う。おそらく多くの人が評価してくれるのではないか。2、3点はスペクタクルなゴールだった。満足していない人もいると思うが、霜田技術委員長は満足していた(笑)。彼もたくさんの仕事をしてくれた」

—アジア予選では引いた相手も出てくるが、その場合は違う戦いになるのか?
「高い位置からプレスをかけに行くよう要求しているが、第1ラインと第2ラインがスペースを空けていた。今回はほとんどトレーニングをしていないので、 (試合の中でプレスが)弱いところが見つかり次第、グラウンドの横から指を差して、そこを修正した。後半は罠を仕掛けた。我々はブロックを下げたが、これはわざとだ。相手を来させて、スペースを空けた。そしてボールを奪って素早く攻めた。それによって4点取った。

(ブラジルW杯の)日本対コロンビアを思い出してほしい。もう見たくないかもしれないが、信じられないくらいナイーブだった。全員が(自陣ゴール前の) 16mの中に入っていた。初めての試合ですべてにオートマティズムを見つけるのは難しい。(6月に)W杯予選が始まるが、毎試合準備がある。ブロックを高く保つこともあるし、低く保つこともある。もしくは真ん中に保つこともある。それはシチュエーションによる。いつも高い位置から仕掛けるのは不可能だ。そういうアドバイスをしていく。そうすればもっと向上する。この2試合はプレスに行くときと、ブロックを低い位置に置くときとに分けた。選手はそれを実行してくれた」

—5得点の中で一番スペクタクルで好きなゴールは? 4月14日にW杯予選の組み合わせ抽選会があるが、どんな準備をするか?
「青山の1点目が一番スペクタクルだった。素晴らしいボレーで、テクニックはパーフェクトだった。すべてのゴールが素晴らしかったが、柴崎のゴールも素晴らしかった。これもスペクタクルだった。みなさん気づいたと思うが、岡崎がこのボールに付いて行った。点を取りそうになったが、わざと柴崎に点を取らせた。これは素晴らしいと思う。本当にめずらしい、素晴らしいことだ。こういうゴールはどこにも存在しない。みなさん気づいたか分からないが、これは素晴らしいゴールだ。これが一番スペクタルかもしれない。(岡崎は)チームのためにああいうことをした。

 4月14日だが、私はそこ(抽選会)にいない。一番悪いグループに入ることを予測している。その時期はヨーロッパに行って、選手を見たいと思っている。霜田技術委員長か大仁会長が(抽選を)引くのか分からないが、これで予選突破できなかったら、私のせいではなく、霜田技術委員長のせいだろう(笑)」



SOCCER KING
セルジオ越後氏、就任後2連勝のハリルホジッチは「トルシエ以来の演出家」
2015年4月1日

 JALチャレンジカップ2015が31日に行われ、日本代表とウズベキスタン代表が対戦。日本が5−1で勝利し、ヴァイッド・ハリルホジッチ新監督体制で連勝を飾った。

 試合後、『サッカーキング』の取材に応えたサッカー解説者のセルジオ越後氏は、「大分(27日のチュニジア戦)と同じ展開になったね。前半で崩せず、後半に選手を交代させてから得点が入った。6人の交代枠がある試合で長距離移動があり、モチベーションの少ない相手に勝っても代表の強化にはつながらないよ」とコメント。「国内での試合ではなく、海外に出てもっと実戦と同じような環境で試合をしないと強くはならない」と強化試合のあり方について指摘した。

 試合については、「本田と香川はクラブだったら前半で交代させる内容だったのに、なぜそのまま後半も起用したんだろうね。良かった選手は青山。対人守備に課題はあるけど、広い範囲を走っていた。守備面が特に良かったね」と個人名を挙げる。それぞれ後半途中の投入から1得点を挙げた柴崎岳と宇佐美貴史については、「ACLのアウェーゲームでもしっかりと結果を出しなさいと言いたい」と話す。

 日本代表監督就任から2連勝となったハリルホジッチ監督については、「演出がうまいね。選手交代の時のアクションとかを見ていると。トルシエ以来と言える演出家だよ」と触れている。



SOCCER KING
リオ五輪最終予選進出が決定…U−22日本代表が久保のゴールで3連勝
2015年3月31日

 AFC U−23選手権2016予選の第3戦が31日に行われ、グループIではU−22日本代表とU−22マレーシア代表が対戦した。

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 2016年に開催するリオデジャネイロ五輪の予選を兼ねているAFC U−23選手権2016の予選。各グループ1位および、同2位のチームで成績が上位の5チームに、開催国のカタールを加えた16チームが、2016年1月に開催される本戦に進出できる。

 日本は、27日に行われた初戦のマカオ戦で7−0の大勝。29日に行われたベトナム戦では2−0で勝利を収め、連勝でマレーシア戦を迎えた。今試合では引き分け以上で1次予選突破が決まる。先発には、牲川歩見、室屋成、奈良竜樹、植田直通、安在和樹、遠藤航、大島僚太、荒野拓馬、野津田岳人、久保裕也、鈴木武蔵が名を連ねた。

 雨が降りしきる中キックオフを迎えた試合は、序盤から日本が攻勢に出る。6分、久保の落としで鈴木がペナルティエリア内に抜け出してシュートを放つが、飛び出した相手GKがブロック。16分には、CKからのこぼれ球に安在が左足を振り抜くと、地を這うようなシュートは枠に飛ぶが、相手GKがセーブした。さらに20分、敵陣中央でFKを獲得した日本は、野津田が直接狙う。強烈なシュートはゴール右隅を突くが、相手GKがなんとか触り、右ポストに弾かれた。

 主導権は握るがなかなか得点を奪えない日本。するとマレーシアは29分、味方の落としに、エリア手前でムハンマド・ファルハンが右足を振り抜く。鋭いシュートは枠に飛ぶが、牲川が横っ飛びで抑えた。32分に日本は、遠藤が強烈なミドルシュートを放つが、相手GKがセーブ。35分には遠藤からのパスに抜け出した鈴木が、切り返して右足を振り抜くが、これも相手GKに弾かれた。

 試合が動いたのは41分。左サイドの安在からのクロスに、中央の久保が頭で叩きこんで、日本が先制に成功した。先制点を喫したマレーシアはすぐさまチャンスを作る。43分、味方のロングパスに反応したナジール・ナイムが、胸トラップからエリア内左に抜け出して、角度のないところからシュート。しかし牲川が体を張ってセーブした。前半は日本の1点リードで折り返す。

 後半に入ってなかなかチャンスが作れない日本は60分、久保を下げてベトナム戦2ゴールの中島翔哉をピッチに送り出した。61分には野津田が右足でミドルシュートを放つが、相手GKの正面。72分には右CKから鈴木がヘッドで合わせるが枠をとらえれない。一方のマレーシアは73分、味方のスルーパスに、ファーサイドを走り上がっていたムハンマド・アリフ・ファハンが反応し、エリア内右でシュートを放つがクロスバー上に外れた。

 日本は82分、荒野に代えて浅野拓磨を投入。83分、鈴木がエリア内左に抜け出して右足を振り抜くが、枠を大きく外した。87分には、鈴木のマイナスの折り返しに遠藤がダイレクトでシュートを放つが、相手GKの好セーブに阻まれた。

 試合はこのまま動かずタイムアップを迎え、日本が1−0でマレーシアに勝利。日本は無失点の3連勝で1次予選突破を決めて、リオ五輪の最終予選であるAFC U−23選手権2016の本大会出場を決めた。

【スコア】
U−22日本代表 1−0 U−22マレーシア代表

【得点者】
1−0 41分 久保裕也(日本)


SOCCER DIGEST Web
セルジオ越後がウズベキスタン戦を斬る「こんな試合は見飽きたよ」
2015年4月1日

惨敗したアジアカップを“コピー”したような前半。

 僕は基本的に、今日みたいな日本に“ゲスト”を呼んで行なう親善試合は前半しか評価しない。だって、後半は必ずと言っていいほど相手の足が止まるし、交代は6人もできるんだからね。

 そういう意味では、ウズベキスタン戦は結局5−1で勝ったけれど、日本のパフォーマンスは低調だったよ。前半に限れば1−0で、しかも青山の“事故のような”ミドルシュートが決まっていなければ、どうなっていたか分からない。

 チャンスを作ったように見えるけど、最後を決め切れない。まるで惨敗したアジアカップを“コピー”したような前半だった。

 内容は、むしろウズベキスタンのほうが良かったんじゃないかな。日本は展開力がなかったし、細かいパス回しの質も低かった。選手一人ひとりのプレーもパッとせず、特に本田と香川は本当に良いところがなかったよ。ミランやドルトムントの試合なら、前半だけで交代だったんじゃないかな。それほど悪かった。

 試合のペース配分も酷い。序盤で飛ばし過ぎて、前半の半ば過ぎからは息切れ状態に陥ったね。最初から早い段階での交代を意識していたのかもしれないけど、それで強化につながるのかな。45分も持たないサッカーなんて、3人交代の試合では実現不可能だよ。

 後半に相手の足が止まって日本の動きが良くなったように見えるけど、それは錯覚なんだ。国内の親善試合でよくあるように、相手の疲労と6人交代の恩恵が重なっただけ。チュニジア戦も同様の試合展開だったよね。

 もっと言えば、チュニジア戦で結果を残せなかった宇佐美、川又といったメンバーが、ウズベキスタン戦の後半でゴールに絡んだことがなによりの証明なんじゃないかな。

 後半から出た選手ばかりが得をする展開。もうこんな試合は見飽きたよ。

 つまり、こういう試合なら日本はほとんどの場合で勝てるんだ。アギーレの時もそうだったし、ザッケローニの時、もっと言えば原さんが代理で指揮を執った時だって勝った。でもね、肝心のブラジル・ワールドカップはどうだった? 今年のアジアカップはどうだった? そこから全く反省が見られないのは悲しいよ。

もっと地に足をつけて日本の強化を考えないと…。

 はっきり言って、この2試合はアギーレが監督でも勝てたと思う。決してハリルホジッチのおかげじゃないし、日本が前進したわけでもない。

 確かに、ハリルホジッチはトルシエ以来の面白い人だよ。喋りも上手いし、リフティングや腕立て伏せだって見せる。まさに“演出家”だよね。その面では、協会やメディアの“興行”とは相性が良いのかもしれない。

 協会はハリルホジッチを褒め称えているけど、それはアギーレを呼んだのが失敗だったと認めていることになるんだ。八百長疑惑がなければ、今でもアギーレが指揮を執っていたはずだからね。八百長のおかげで日本が強くなったのかな。冗談じゃないよ。

 明日の朝刊が楽しみだね。どうせ宇佐美が一面でしょ。メディアは新しいものにすぐ飛びつくからね。武藤はなんだったの? 柿谷はどうなったの? いつも反省や分析はどっかに置いてくる。「いい加減にしろ」と言いたくなるよね。

 宇佐美にしろ、まずは先発で90分間出て結果を残し、香川が慌てる、本田が慌てる、そこまで行かないと評価はできないし、世代交代とは言えない。そのためには、選手が本気で競争できる土壌がないといけない。それが今の日本にあるとは、どうしても思えないんだ。

 とにかく、もっとみんなが地に足をつけて日本の強化を考えていかなきゃいけないよ。誰が出ても勝てるような相手との試合に勝って浮かれているようじゃ、また同じ過ちを繰り返すだろうね。

 ワールドカップごとの4年のサイクルで、その時その時が盛り上がって、本番では結果を残せない。そんなルーティーンの興行をこの先も続ける気なんだろうか。日本が強くならなくても儲かれば良い、瞬間的に盛り上がれば良い。それじゃ、いつまで経っても先に進めないよ。

 まずは、しっかりとした強化につながる試合を海外でやるべきだ。協会は今期黒字だったらしいけど、儲けよりお金を使うことを意識してほしいよね。

 最低でもワールドカップに出たレベルの国と試合をしてもらいたい。例えば、アルジェリアなんかいい相手だと思うよ。言わずもがな、ハリルホジッチの“古巣”だ。そこでこそ、日本の選手と監督の“本当の力”が見られるんじゃないかな。



日刊ゲンダイ
ハリル采配“絶賛報道”に釜本氏違和感も 宇佐美、川又を評価
2015年4月2日

 アギーレ前監督が、前代未聞の八百長疑惑で解任された後である。それだけに後を託されたハリルホジッチ監督の一挙手一投足に大きな注目が集まった。初采配となったチュニジア戦(3月27日)を2−0でモノにし、この日(31日)はアジア大陸のライバル・ウズベキスタンを迎え撃った。

 5−1というスコア自体、ケチのつけようのないモノである。それも先制点のMF青山敏弘(29=代表8試合目)、4点目のFW宇佐美貴史(22=代表2試合目)、5点目のFW川又堅碁(25=代表2試合目)が「代表初ゴール」である。

 国際Aマッチで5ゴールが決まり、そのうちの3点は代表に馴染みのない選手が立て続けにゴールを奪う。そうそうあることではない。

 するとテレビ・新聞が「ハリル監督の用兵ズバリ」「絶妙采配」ともろ手を上げながら褒め称えている。これには「もっと冷静になるべき」と言わせてもらいたい。

 ハリルホジッチは、ハーフタイムに「後半は守備のブロックをつくり、ウズベキスタンに攻めさせよう。そしてカウンターで相手ゴールに迫っていけ」と指示を出したようだが、すべてのゴールがカウンターで決まったワケではないし、後半途中からウズベキスタン選手が疲弊し、モチベーションも途切れてしまったことを忘れてはいけない。

 そもそも、チュニジアと違ってウズベキスタンは「やはりアジアのチーム」だった。フィジカルの差も歴然だったし、プレスの厳しさ、球際の激しさ、チーム戦術の徹底度、個々の選手のスキルなど大きく見劣りした。

 5−1というスコアに惑わされ、新監督を褒めることだけに血道を上げるのではなく、こういう時にこそ日本代表の修正点はどこか? 選手たちの課題は何か? を冷静に考えるべきだろう。

■本田は監督に感謝しないと

 攻撃系の選手についてモノ申しておこう。

 MFの本田圭佑(28)は、この2試合で「このままでは代表から外されてしまう」と大きな危機感を抱いたハズだ。

 新監督のサッカーでは何よりも運動量、スピードが求められ、自陣でボールを奪うと手数をかけないで相手ゴール前に向かっていくことが求められる。本田というのは、これまでゲンダイのコラムで何度も書いてきたが、動かないでパスを受け、パスを出しては止まり、ボールを奪われても相手を追い掛けることもなく、ピッチの「王様」として君臨した。このプレースタイルのままでは、ハリルホジッチ体制では生き残れない。

 そのことに今、気付かされたのは、本田にとって僥倖と言っていい。所属するミランでも、王様のようにふるまっていては居場所がなくなる危険性があった。本田は、ハリルホジッチに感謝しないといけない。

 12年7月にマンチェスター・ユナイテッドに移籍してから、不振から抜け出せなかったFW香川真司(26)は、全盛期のパフォーマンスが戻ってきたように思う。

 トップ下の位置からシュートとアシストにこだわり、相手選手の脅威となり続ける——のが香川のストロングポイントである。

 まだ不用意にボールを奪われたり、かわそうとして詰まったりする場面も見受けられるが、ハリルホジッチ監督のスピーディーな展開は、香川の持ち味がより生きるのではないか。期待したい。

 宇佐美のゴールは素晴らしかった。パスを受けた瞬間に前を向き、一気のスピードで相手DF3人を置き去りにし、右サイドから対角左サイドネット目掛け、強烈なグラウンダーのシュートを叩き込んだ。見事だった。

 従来の宇佐美は「ドリブル突破もシュートもすべて自分でやらないと気が済まない」傾向があった。しかし、この日の試合で「自分を生かすためには味方選手を利用すればいい。味方を生かすために自分はこう動けばいい」ということが、よく分かったのではないか。

 課題の守備面も、敵陣から自陣まで全速力で戻ったり、積極的にプレスをかけたり、かなり修正されていた。今の気持ちを忘れず、レベルアップに励んで欲しい。

 終了間際にゴールを決めた川又は「相手ゴール前にデンと構えるセンターフォワード型FW」と見られることが多い。しかし、個人的には岡崎にタイプが似ているストライカーだと思っている。

 積極的に動き回り、相手DFの背後を執拗に突いていき、一瞬のチャンスを見逃さず、体ごとボールをゴールに押し込んでいく。彼は、岡崎の動きを観察してプレーの幅を広げてもらいたい。

 彼は、日本代表の攻撃陣にあって“非常に面白い存在”になりえる予感がする。注目したい。

(構成・日刊ゲンダイ)





    
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