KING OF ASIA [日本代表 National Team]
AFC U23 Championship Qatar 2016 CHAMPIONS
U23アジア選手権優勝
NHKオンライン
サッカーU23リオ五輪予選 日本が優勝
2016年1月31日
サッカー男子の23歳以下の日本代表は、オリンピックアジア最終予選の決勝で韓国に3対2で逆転勝ちして優勝し、アジア王者としてリオデジャネイロ大会に臨むことになりました。
カタールの首都ドーハで行われたオリンピックアジア最終予選で6大会連続のオリンピック出場権を獲得した日本は、30日の決勝で韓国と対戦しました。
準決勝から先発4人を入れ替えた日本は序盤から、韓国の鋭い出足の守備からのカウンター攻撃に苦しみ、前半20分にゴールを許して、今大会初めて先制されて前半を折り返しました。後半も開始2分に右サイドから崩されて追加点を奪われ、2点を追う展開となりました。
日本はチャンスらしいチャンスを作れない時間帯が続き、流れを変えようとスピードが持ち味のフォワードの浅野拓磨選手を投入しました。後半22分、その浅野選手が味方のスルーパスで縦に素早く抜け出してゴールを決め、さらにその1分後にも矢島慎也選手が左からのクロスボールに頭で合わせて一気に2対2の同点に追いつきました。勢いが出た日本は36分に再び浅野選手が相手ディフェンダーを振り切って抜け出し、勝ち越しのゴールを決めました。
日本はそのまま1点のリードを守り切り、3対2の逆転勝ちで韓国を破って優勝し、このチームとして初めてアジアの頂点に立ちました。サッカー男子で日本がアジアの大会を制したのは年齢制限のない日本代表が2011年のアジアカップで優勝して以来です。日本はリオデジャネイロオリンピックにアジアの王者として臨むことになりました。
手倉森監督「こういう勝ち方ができるようになった」
手倉森誠監督は試合直後のインタビューで、「スリリングな見応えあるゲームだった。2点取られたので開き直って仕掛けするしかなかったなかで、選手がよく頑張ってくれた。この世代は、勝てていなかった悔しさとかを感じながら、こういう勝ち方ができるようになった。日本の皆さんには不可能はないと言うことをこのチームから感じてほしい」と選手をたたえていました。そのうえで、「これから鍛え上げて、世界に届くところまで押し上げていきたい」とアジア王者として臨むオリンピックを見据えていました。
キャプテン遠藤 「悔しさ糧に努力 成長した」
キャプテンの遠藤航選手は「優勝するためにこの大会に臨んだなかで、チームが1つになって優勝カップを掲げることができてうれしい。2点を先制されて厳しい展開になったが、最後まで諦めずに自分たちが気持ちを前面に出してやったからこそ、逆転勝ちできた。本当にいいチームになったと思う。僕らはアジアで勝っていない世代だったし、皆さんは、オリンピックに行けるのかという不安を持っていたと思うが、僕らはその悔しさを糧に努力し、成長していけた」と振り返りました。そして、オリンピックに向けては、「ここからが本当に苦しい戦いになる。チームもそうだが、個人個人がもっともっと成長しないといけないと思う。優勝に満足せず、1人1人、努力していかないといけ
2得点の浅野「やっとゴールが取れた」
途中出場で、大会初ゴールを含む2得点を挙げた浅野拓磨選手は「今大会、やっとゴールが取れた。こういう大舞台でゴールを決め、チームの勝利に貢献できてうれしかった」と笑顔で話しました。
同点ゴールの矢島「勝負強さを身につけた」
同点ゴールを決めた矢島慎也選手は「このチームで優勝したいと思っていたので本当にうれしい。立ち上がりが悪くて2失点したが、フォワードの浅野選手が入り、監督の攻めるという意思を感じたので攻撃するしかないと思った。このチームは、勝てないと言われたなかで、勝負強さを身につけたことはよかったと思う」と話しました。
MVPは中島
準々決勝のイラン戦で2得点を奪うなど、日本の攻撃の中心の1人として活躍したミッドフィールダーの中島翔哉選手が、今大会のMVP=最優秀選手に選ばれました。中島選手は「チームメートがすごくよくやってくれた。きょうは苦しかったが、何とか流れを変えようとやって、浅野選手が最後にうまく決めてくれた。今大会でかなり成長できた。チームとしても成熟してきた」と話しました。
U23アジア選手権優勝
NHKオンライン
サッカーU23リオ五輪予選 日本が優勝
2016年1月31日
サッカー男子の23歳以下の日本代表は、オリンピックアジア最終予選の決勝で韓国に3対2で逆転勝ちして優勝し、アジア王者としてリオデジャネイロ大会に臨むことになりました。
カタールの首都ドーハで行われたオリンピックアジア最終予選で6大会連続のオリンピック出場権を獲得した日本は、30日の決勝で韓国と対戦しました。
準決勝から先発4人を入れ替えた日本は序盤から、韓国の鋭い出足の守備からのカウンター攻撃に苦しみ、前半20分にゴールを許して、今大会初めて先制されて前半を折り返しました。後半も開始2分に右サイドから崩されて追加点を奪われ、2点を追う展開となりました。
日本はチャンスらしいチャンスを作れない時間帯が続き、流れを変えようとスピードが持ち味のフォワードの浅野拓磨選手を投入しました。後半22分、その浅野選手が味方のスルーパスで縦に素早く抜け出してゴールを決め、さらにその1分後にも矢島慎也選手が左からのクロスボールに頭で合わせて一気に2対2の同点に追いつきました。勢いが出た日本は36分に再び浅野選手が相手ディフェンダーを振り切って抜け出し、勝ち越しのゴールを決めました。
日本はそのまま1点のリードを守り切り、3対2の逆転勝ちで韓国を破って優勝し、このチームとして初めてアジアの頂点に立ちました。サッカー男子で日本がアジアの大会を制したのは年齢制限のない日本代表が2011年のアジアカップで優勝して以来です。日本はリオデジャネイロオリンピックにアジアの王者として臨むことになりました。
手倉森監督「こういう勝ち方ができるようになった」
手倉森誠監督は試合直後のインタビューで、「スリリングな見応えあるゲームだった。2点取られたので開き直って仕掛けするしかなかったなかで、選手がよく頑張ってくれた。この世代は、勝てていなかった悔しさとかを感じながら、こういう勝ち方ができるようになった。日本の皆さんには不可能はないと言うことをこのチームから感じてほしい」と選手をたたえていました。そのうえで、「これから鍛え上げて、世界に届くところまで押し上げていきたい」とアジア王者として臨むオリンピックを見据えていました。
キャプテン遠藤 「悔しさ糧に努力 成長した」
キャプテンの遠藤航選手は「優勝するためにこの大会に臨んだなかで、チームが1つになって優勝カップを掲げることができてうれしい。2点を先制されて厳しい展開になったが、最後まで諦めずに自分たちが気持ちを前面に出してやったからこそ、逆転勝ちできた。本当にいいチームになったと思う。僕らはアジアで勝っていない世代だったし、皆さんは、オリンピックに行けるのかという不安を持っていたと思うが、僕らはその悔しさを糧に努力し、成長していけた」と振り返りました。そして、オリンピックに向けては、「ここからが本当に苦しい戦いになる。チームもそうだが、個人個人がもっともっと成長しないといけないと思う。優勝に満足せず、1人1人、努力していかないといけ
2得点の浅野「やっとゴールが取れた」
途中出場で、大会初ゴールを含む2得点を挙げた浅野拓磨選手は「今大会、やっとゴールが取れた。こういう大舞台でゴールを決め、チームの勝利に貢献できてうれしかった」と笑顔で話しました。
同点ゴールの矢島「勝負強さを身につけた」
同点ゴールを決めた矢島慎也選手は「このチームで優勝したいと思っていたので本当にうれしい。立ち上がりが悪くて2失点したが、フォワードの浅野選手が入り、監督の攻めるという意思を感じたので攻撃するしかないと思った。このチームは、勝てないと言われたなかで、勝負強さを身につけたことはよかったと思う」と話しました。
MVPは中島
準々決勝のイラン戦で2得点を奪うなど、日本の攻撃の中心の1人として活躍したミッドフィールダーの中島翔哉選手が、今大会のMVP=最優秀選手に選ばれました。中島選手は「チームメートがすごくよくやってくれた。きょうは苦しかったが、何とか流れを変えようとやって、浅野選手が最後にうまく決めてくれた。今大会でかなり成長できた。チームとしても成熟してきた」と話しました。
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