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Jリーグ14年度クラブ経営情報を発表 / 堀江貴文氏、Jへの提言「Jリーグはもっとグローバルを意識した勝負を」 [J-League]

J1、J2全クラブ「債務超過」なし 経営情報開示

ゲキサカ
チーム人件費はここ4年で約33億円増加…鳥栖が大幅増、鹿島が大幅減
2015年7月22日

 Jリーグは22日、各クラブの経営情報を開示した。各クラブの人件費も公表され、1位は柏レイソルの20億5900万円。3年連続の1位となった。2位は浦和レッズで20億5400万円、3位は名古屋グランパスで20億5300万円だった。

 14年シーズンにJ1、J2に所属し、2011年から人件費を公開している37クラブの推移を見ると、ここ4年で総合計は33億3500万円増加。最も増やしたのはサガン鳥栖で+8億2300万円。鳥栖は2期連続の赤字を計上しており、人件費の圧迫がクラブ経営に大きな影響を与えていそうだ。

 また、逆に一番大きく減らしたのが鹿島アントラーズで5億400万円。2011年度は名古屋に次ぐ2位の20億6600万円だったが、14年度は15億6200万円で全体の9番目になっている。

 全体では25クラブのチーム人件費が増加、12クラブが減少させている。

■14年度チーム人件費(11年度比)

▽J1
柏 20億5900万円 (+1億4000万円)
浦和 20億5400万円 (+1億6800万円)
名古屋 20億5300万円 (▲1億1400万円)
G大阪 18億1500万円 (▲1億9500万円)
横浜FM 17億6500万円 (+3億2400万円)
大宮 17億2000万円 (+4億600万円)
FC東京 17億900万円 (+2億8200万円)
C大阪 16億8000万円 (+4億9500万円)
鹿島 15億6200万円 (▲5億400万円)
川崎F 15億4600万円 (▲4100万円)
清水 13億5400万円 (▲2200万円)
広島 13億4900万円 (+2500万円)
神戸 13億4800万円 (+3億3800万円)
鳥栖 11億7600万円 (+8億2300万円)
仙台 11億4100万円 (+1億3400万円)
新潟 10億8500万円 (+2億7600万円)
徳島 9億2700万円 (+4億3700万円)
甲府 7億5900万円 (+8800万円)

J1合計 271億300万円(+30億6100万円)





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▽J2
磐田 13億5200万円 (+5300万円)
千葉 10億6500万円 (+6200万円)
京都 6億9500万円 (▲2億円)
岐阜 5億300万円 (+3億1100万円)
岡山 4億9900万円 (+1億3600万円)
横浜FC 4億9300万円 (+1500万円)
山形 4億6300万円 (▲2億4300万円)
湘南 4億5200万円 (▲5900万円)
松本 4億4300万円 (—)
札幌 4億3000万円 (▲8300万円)
福岡 4億1700万円 (▲1100万円)
大分 3億4900万円 (+5600万円)
東京V 3億4600万円 (+4600万円)
長崎 3億3500万円 (—)
富山 2億9900万円 (+5300万円)
栃木 2億9200万円 (▲4100万円)
北九州 2億8400万円 (+6200万円)
熊本 2億7600万円 (+1900万円)
愛媛 2億5700万円 (+5100万円)
水戸 2億3500万円 (+8300万円)
讃岐 1億8000万円 (—)
群馬 1億6800万円 (▲3600万円)

J2合計 98億3200万円(+2億7400万円)
J1・J2総合計 369億3500万円(+33億3500万円)


▽J3
長野 1億9200万円
金沢 1億7000万円
鳥取 1億6200万円
町田 1億2000万円
福島 9800万円
秋田 9200万円
琉球 7600万円
盛岡 6100万円
相模原 5200万円
藤枝 2400万円
YS横浜 1800万円

J3合計 10億6500万円


ゲキサカ
14年度J1J2総入場者は3万人減も40クラブの営業収入は過去最高益を更新
2015年7月22日

 Jリーグは22日、14年度のJ1、J2リーグ戦の入場者数の情報を開示した。総入場者数は前年度に比べ、3万893人減の831万9335人。1試合平均で換算すると、J1が1万7240人で前年比+14人。J2が6589人で前年比▲76人だった。

 しかし、総数では減らしたものの、前年に次ぐ過去3位の好記録。1位は2009年度の871万人となっている。

 また、J1、J2計40クラブの営業収入(売上高)の合計が約838億円を計上。これは前年比+43億円で過去最高益を更新している。


毎日新聞
<J2京都>前代未聞、元J1が降格の危機
2015年7月23日

 サッカー天皇杯で優勝経験がある京都が、5年目のシーズンとなるJ2で苦戦を強いられている。第25節(22日)の福岡戦で敗れ、7勝14敗4分けの勝ち点25で20位。J3との入れ替え戦に臨む21位、自動降格の22位もすぐそこだ。J1に在籍したチームがJ3(JFLも含む)に降格した例はない。後半戦で巻き返しを図れるか。

 10年に4度目のJ2降格が決まった京都。12、13年は年間3位につけながらJ1昇格プレーオフ制度を前に涙をのんだ。今季も目標としたJ1昇格圏内には第1節を除くと一度も入っていない。

 この事態にクラブは、10日に和田昌裕前監督の解任を発表。石丸清隆ヘッドコーチが昇格した。ホーム初采配となった18日は、攻守にアグレッシブなサッカーを展開して、上位のセ大阪を圧倒して3連敗で止めた。

 しかし、中3日で迎えた福岡戦は先制しながら逆転負け。試合後、石丸監督は「失点した後に、今までの流れなのか沈んでいるように見えた。顔を上げてプレーをしてもらいたい」。改革途中のチームに注文を付けた。

 MF伊藤は「結果が全てだが、内容的には変わっている」と自信をのぞかせる。元韓国代表の朴智星や元日本代表の松井大輔(磐田)らを擁して2002年シーズンの天皇杯で頂点に立った。ユニホームに輝くタイトルを示す「星」に恥じない戦いをするために。正念場を迎えている。【丹下友紀子】

    ◇   

 今季のJ2では、J1に在籍した08年にナビスコ杯を制した大分も22位と低迷する。田坂和昭前監督を6月1日に解任した後、日本人のライセンス保持者3人に打診したがいずれも断られた。約1カ月後に柳田伸明・強化・育成部長の昇格が決まり、7月12日に14試合ぶりの勝利を挙げたが、京都と勝ち点差3の22で最下位に甘んじている。



スポニチアネックス
ホリエモン スタジアム構想つぶやく「築地跡地とかどうでしょ」
2015年7月23日

 Jリーグのアドバイザーに就任することになった元ライブドア社長で実業家の堀江貴文氏は22日、自身のツイッターで早速「築地跡地に銀座スタジアム(仮)国立競技場に原宿スタジアム(仮)どうでしょ?」など独自の“未来構想”をつぶやいた。

 前日にも「東京都心にビッグクラブが2つは欲しい」としていた。この日は同じくJリーグの新アドバイザーに就任する夏野剛氏(慶大政策・メディア研究科特別招へい教授)と“共演”となったイベントを動画配信サービス「ニコニコ生放送」で生中継した。


Soccer Magazine ZONE web
堀江貴文氏、Jへの提言「Jリーグはもっとグローバルを意識した勝負を」
2015年7月22日

求められるグローバル化

 Jリーグもついに、海外企業の日本法人という制限はあるものの、外資の参入を認めた感じですね。Jを本当に魅力的なリーグにしたいなら、資金力豊富な外資を導入することが絶対に必要です。外資解禁に向けて、非常にいい流れだと思いますよ。

 だけど、外資の直接参入は認めないで、日本法人の設立を条件としていることは、外資がすぐに撤退するというリスクを防ぎたいという意図なのだと思いますが、その考え方はすごく消極的ですね。日本企業だって、経営不振とかの理由で撤退するなんて例はあるじゃないですか。そう考えると、外資だからといって必要以上に規制することが本当に必要なのかと思いますね。
 
 欧州のリーグは世界中にファンがいて、戦略的に選手を獲得しているでしょう。日本は今、草刈り場となっています。選手もそうだけど、移籍すれば、ファンとスポンサーまでまとめて持っていかれているわけですよ。国際間競争に完全に負けている。だからこそ、Jはアジアの市場で戦うために開かれたリーグになる必要があるんです。もっとグローバルに発展することを意識して勝負すべきです

 最近感じたことですが、一流のアスリートって、やっぱりすごいんですよ。何がすごいって、みんなビジネス志向の頭を持っているし、回転も速い。経営者としてもやっていけそうだなと感じます。例えば本田圭佑選手は、ビジネスのこともすごく考えているんだなと思いますし、中田英寿さんもそうですよね。なぜかというと、世界の超一流の人たちと会って話す機会が多いから。常にグローバルで勝負しているような経営者や最先端の人たちって、必然的に超一流の考え方を身に付けていくもの。欧州の一流クラブに在籍していれば、そういう人たちと会う機会が増える。すごく刺激を受けているんだと思いますよ。残念ながら、今の Jではそういう刺激を受けることはありません。今のままでは、超一流の人たちとの交流を通じて、自分自身も世界で通用する一流の考え方を身に付けることは難しいのが現状だと思います。

アジアから世界の舞台へ

 ビジネスの世界でグローバル化・ボーダーレス化の流れが当たり前になっているように、サッカーの世界だってドメスティックだけでやっていては、どんどん世界から後れを取ってしまいます。Jリーグは(イングランドの)プレミアリーグと戦っているという意識をもっと持たないといけない。グローバルの競争で勝つためにも、外資をもっと貪欲に導入していかないと。外国人枠も撤廃して、海外のスーパースターにとっても魅力あるリーグになるべきなんだと思いますよ。
 
 JリーグはアジアでNo.1のリーグです。これだけの素晴らしいインフラを作り上げてきたんだから、もっといろいろチャレンジしてほしいですよね。Jリーグが世界のひのき舞台に立つ。そんな時代が来ると、僕は本気で思っています。ちゃんと正しい道を進めばね。

(サッカーマガジンZONE3月24日発売号に掲載)

堀江貴文●文 text by Takafumi Horie




  
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