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バルセロナ 未成年者の移籍でルール違反!来季の補強活動が全面禁止に!? [FIFA / World News]

バルセロナ ルール違反で来季の補強活動が全面禁止に
バルサのファンとかが影に白がとか言ってるけど...ルール破ったのは...誰?

SOCCER KING
バルセロナ、来季の補強活動が全面禁止に…未成年者の移籍でルール違反
2014年4月2日
 FIFA(国際サッカー連盟)は2日、バルセロナに対し、移籍に関してルール違反があったとして、2014年夏と2015年冬の2度における移籍市場での活動禁止および罰金を言い渡した。『BBC』など各メディアが報じている。

 2009年から2013年までに登録された選手を対象とした調査において、バルセロナは18歳以下の選手の移籍に関してルール違反を犯したと見られる。今回の決定により、バルセロナは来シーズンの補強および放出が不可能となった。また、45万スイスフラン(約5300万円)の罰金が科されている。 FIFAはバルセロナに対象選手の状況を正すため、90日間の猶予を与えている。

 FIFAはRFEF(スペインサッカー連盟)に対しても50万スイスフラン(約5900万円)の罰金を科すとともに、年内に未成年の国際的な移籍に関する枠組みを定めるよう求めている。

La masia no es toca
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スポーツナビ
国際的な威信を懸けて戦うバルセロナ ラ・マシアは何を追求するべきなのか?
2014年4月8日
 「ラ・マシア(FCバルセロナの下部組織)は不可侵」。そう書かれた巨大な横断幕がカンプノウのバックスタンドに現れ、スタジアム中が大きな拍手に包まれる。それは4月5日のリーガ・エスパニョーラ、ベティス戦前にFCバルセロナのイムノ(応援歌)が流れ、選手たちが入場する時のことだった。

 その3日前、バルセロナは未成年選手の国際移籍や登録に規定違反があったとして、FIFA(国際サッカー連盟)から2015年7月まで新規の選手登録を禁止するという極めて厳格な処分を受けた

 リオネル・メッシの脱税疑惑、サンドロ・ロセイ前会長の辞任を引き起こしたネイマールの獲得オペレーションを巡る訴訟問題、難航するメッシとの契約交渉、ビクトル・バルデスのけがによる長期離脱、そして今回の処分

 一難去ってまた一難ならぬ、一難去らぬうちにまた一難。そんな騒乱の日々が何カ月も続いてきたバルセロナでは、メディアを筆頭に多数のファン、そしてクラブの関係者までもが、こうした問題の裏に潜む“暗躍者”の存在を信じるようになっている。つまりフットボール史上最も讃えられ、世界中のクラブが模範とするようになったバルセロナの成功を快く思わない何者かによる「陰謀説」である。
  
 今回の処分により、バルセロナはこれまで多くの偉大なクラック(名選手)を輩出し、フットボールのみならず子どもの人格形成の面でも質の高い育成環境を提供してきたラ・マシアの国際的なイメージに傷をつけられただけでなく、FIFAやスペインサッカー連盟(RFEF)との関係にも火種を抱えることになった。
 国内の選手登録を統括する立場にあるためFIFAから罰金処分を受けることになったRFEFは、今のところはっきりとバルセロナを支持する声明を発していない
  
バルサにとっては最悪ともいえるタイミング

 バルセロナが疑っている通り、今回の処分を巡るFIFAの動きには不可解な点がいくつかある。まず昨年11月28日に処分の決定が下されたにもかかわらず、なぜ4カ月以上が経過した4月2日まで通達がされなかったのか。しかも処分が明るみに出たのはチームが全てのタイトルを懸けた重要な時期にあり、執行部はカンプノウ改装計画の是非を問うソシオ投票を目前に控えたタイミングだった。

 これはただの偶然なのか。なぜ処分の通告がここまで遅れ、かつこのタイミングで行われたのか。それはFIFAゼネラルセクレタリーのジェローム・バルケも答えることができなかった疑問となっている。

 FIFAとRFEFが近年良好な関係を保ってきたという点でも、今回の処分は不可解な印象を与えた。とりわけFIFAとUEFA(欧州サッカー連盟)の副会長も兼任するRFEF会長のアンヘル・マリア・ビジャールは、ミシェル・プラティニUEFA会長の後任と噂されているほど強い影響力を持っているからだ。

 何より最大の矛盾は、2010年のFIFAバロンドール最終候補をラ・マシア出身のメッシ、シャビ、アンドレス・イニエスタが独占した際、FIFAが発したメッセージだ。

 見る者に極上のスペクタクルを提供しつつ、経済力に恵まれながらも選手補強に常軌を逸した投資は行わず、カンテラ(下部組織)出身の選手を重視する。あれこそ我々が望んでいた、極めて健全な、フットボールを良い方向へと導くクラブの理想型なのだと、当時FIFAははっきりと訴えていたのだ。

 だがあれから4年が経過した現在、FIFAは当時のメッセージには何の意味もなかったかのように振る舞い、それがバルセロナのイメージを大きく傷つけることになるのを承知の上で、規定に基づき処分を下した。一方で他のビッグクラブが同様の違反を犯している可能性を調査することはなかった。

 バルセロナ側に過剰なまでの被害者意識があることも確かだ。まずFIFAの規約19条に対する違反があったのは事実であり、そうでなければ今回の処分を受けることもなかった。それに長らく続けてきたFIFAとの交渉において、最終的な処分を受ける前の段階で解決策を見いだせなかったのはクラブのミスである。

 ラ・マシアにおいて素晴らしい、模範的とまで言える育成が行われてきたのは事実だが、彼らはその過程において成功を求め過ぎ、またグレーな部分を手つかずにし続けてきたことを認識すべきだ。

“ラ・マシア”はバルセロナそのものをも超える存在!?

 そもそもラ・マシアは何を追求しているのか? スーパークラックの発掘なのか、人間教育なのか、その両方なのか? 2010年の成功はその双方の実現を可能にする人材がいることの証だと言える。だが一方でトップチームに辿り着けない選手たち、プロにもなれなかった選手たちがその後どう扱われていくのかも注視しなければならない。

 ラ・マシアの成功は、バルセロナそのものをも超える存在となってしまったのかもしれない。その素晴らしく健全な育成システム、そしてピッチ上で見られる近年の輝かしいプレーは、世界中からラ・マシアに集められた子どもたちとその親に「バルセロナか無か」の二択を迫り、他の選択肢を奪い取ってしまっているのだ。

 これは既にバルセロナの枠を超えた問題となるが、はたしてフットボールはどこへ向かおうとしているのだろうか? アフリカやアジア、南米の親たちが自分たちの子どもをフットボール選手にすべく、既存の生活環境を捨てて外国へ移住したり、まだ幼い少年を1人外国へと送り出したりする。そこまで彼らを駆り立てるものとは一体何なのだろうか?

 こうした議論が示すこと。それはつまり、既にフットボールが子どもたちのボール遊びではなくなってしまった、という悲しい事実である。

セルヒオ・レビンスキー/Sergio Levinsky


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