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Jリーグニュース アビスパ危機 経営難 Jリーグ退会も [J-League]

西日本スポーツ
アビスパ危機 経営難 資金5000万円不足 Jリーグ退会も
 サッカーJ2のアビスパ福岡が経営危機に直面していることが15日、明らかになった。スポンサー収入の大幅な減少などで、資金繰りが11月末には滞り、運営資金約5000万円が不足。12月にも社員や選手の給与遅配が起きる事態となっている。Jリーグは福岡に来季のJ1ライセンスを交付したばかりだが、経営改善が見られない場合、同リーグの理事は「クラブライセンスの剥奪も考えなければいけない」と語っており、最悪の場合、Jリーグ退会、下部リーグからの再出発を余儀なくされる。
 ■経営陣見通し甘く
 アビスパがJリーグ退会の危機に陥った。クラブ関係者によると、運営資金約5000万円が不足。資金調達のめどが立たず、12月にも社員や選手の給与の遅配が起きる恐れがある。
 今季は営業収入約9億6000万円で予算を組んだが、9月末現在で約8億2000万円にとどまっているという。スポンサー収入の大幅減などが主な理由で、リーグ関係者からは「見通しが甘かった経営者の責任は大きい」との声も上がっている。
 福岡の資金繰りが苦しくなったのは5月ごろから。数千万円の借り入れをして、運転資金を回してきたが、新たな借入先が見つからないまま11月に約5000万円の資金不足になることが判明したという。
 ■本年度債務超過か
 クラブは小学生を試合に無料招待する目的で「アビスパKidsパートナー」と題して法人1万円(1口)、個人5000円(同)の協賛を募ってきた。大塚唯史社長と下田功専務は、福岡県サッカー協会にこの事業への協力を依頼。同協会は2人の了解を得て、石井幸孝会長と井上辰馬専務理事の名前で13日に「アビスパ福岡が資金面で最大の危機に面しております。11月30日までに5000万円の運転資金が準備できなければ、お金の流れが滞り、最悪の結果を招くことになります」などという内容の文書を同協会所属の約700チームに送った。ただ現段階で協賛金は数百万円しか集まっていないという。
 11月を乗り切った場合も、資金繰りの危機は続く見通しだ。Jリーグのクラブライセンス制度では、2012年度から3期連続赤字もしくは14年度決算で債務超過のクラブはリーグ退会となる。福岡は本年度約1億円以上の赤字となる見通しで債務超過になる可能性が高い。Jリーグの理事は「経営が苦しい現状は把握している」と語った上で、給与遅配が続くなど経営改善が見られない場合、「クラブライセンス剥奪も考えないといけない」と語った。
 ■アビスパ福岡の大塚唯史社長「5000万円はクリアしないといけない壁。経営責任を感じているが、逃げるのではなく、何かをしないといけない。最悪の場合は、Jリーグから借金して、勝ち点マイナス10となることを覚悟している。厳しい事実を知ってもらうことで、パワーに変えるしかない」
 ■井上辰馬・福岡県サッカー協会専務理事「地元が誘致したチーム。何らかの方法で存続させたいと思っている。(協会として)助けたいという気持ちはある」
 ◆ アビスパ福岡 1982年、中央防犯ACM藤枝サッカークラブとして静岡県藤枝市で創設。93年に日本フットボールリーグ(旧JFL)1部に昇格。94年に中央防犯FC藤枝ブルックスと改称し、Jリーグ準会員となる。95年に福岡市に移転し、福岡ブルックスと改称。96年にJリーグ昇格。現チーム名となった。2001年に翌02年のJ2降格が決まった後、06年、11年にJ1に復帰したが、ともに1年でJ2に降格した。J1の年間順位で過去最高は00年の12位。ホームタウンは福岡市で、本拠地は同市博多区のレベルファイブスタジアム。

西日本新聞経済電子版
アビスパ社長が記者会見「やれることやる」
 経営危機が表面化したサッカーJ2のアビスパ福岡の大塚唯史社長と下田功専務が16日午前、福岡市東区のクラブハウスで記者会見を行い、経営状況を説明した。
 大塚社長は目にうっすらと涙を浮かべながら「昨年度に続き、このままでは本年度も赤字になる。経営責任を感じているが、私が辞めて済む話ではない。やれることを引き続きやっていく」などと語った。
 クラブ関係者によると、福岡は運営資金約5千万円が不足。資金調達のめどが立たず、12月に社員や選手の給与の遅配が起きる可能性があるという。Jリーグ理事は「給与遅配となれば、クラブライセンス剥奪も考えないといけない」と話しており、最悪の場合、リーグ退会の事態も招きかねない。
 福岡は営業収入約9億6千万円で今期決算(今年2月から来年1月)の予算を組んだが、9月末現在で営業収入は約8億2千万円にとどまっている。ユニホーム背中のスポンサーが見つからないなど広告収入が大幅に予算を下回った。
 今後に関して、大塚社長は「クラブの現状を多くの人に知っていただき、アビスパが(福岡市に)必要だと感じてもらえれば」と話す一方、具体的な経費削減や資金集めの方策は示さなかった。
 チームはこの日午前、同市の雁の巣球技場で練習を行った。選手、スタッフらは練習後、クラブ側から事情説明を受けた。

産経新聞
J2福岡、経営危機 クラブライセンスに影響も
 Jリーグ2部(J2)のアビスパ福岡が資金繰りの悪化で経営危機に陥っていることが16日、分かった。調達のめどが立たなければ、11月にも約5千万円の運営資金が足りなくなる見通しで、12月には選手や社員らの給与を支払えなくなる恐れもあるという。福岡市内で記者会見した大塚唯史社長は「資金繰りが苦しいことは事実。何とかクリアしなければならない」と述べた。
 Jリーグは、平成26年シーズンのリーグ参加資格を与える「クラブライセンス制度」で、福岡にJ1ライセンスを交付している。平成24年度から3期連続赤字や、26年度末で債務超過となった場合は、ライセンスが交付されなくなる。
  アビスパ福岡は今季、9億6千万円の営業収入を見込んでいた。
 だが、J2降格で宣伝効果が低下したことから、スポンサー企業が思うように集まらず、9月末現在の営業収入は8億2千万円にとどまっているという。このため、資金難に陥った。
 大塚社長は以前から募っている協賛金の呼びかけや、新たなスポンサーを探す考えを示した。Jリーグへの融資申請については「具体的に今の時点では考えはない」とした。
 福岡は23年シーズンにJ1で17位となり、J2に降格した。23年シーズンには、ホームゲームで1試合平均1万415人を集めたが、J2降格以降は5千人台に低迷している。今季も現在14位で、J1昇格は絶望的となっている。



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